戦後70年 慰霊の日

今年も暑い6月23日でした。

きっと70年前も今日と同じように
刺すような日差しが沖縄を照りつけていたのでしょう。

70年前の戦争。

住民を巻き込み、県民の4人に1人が犠牲になりました。

6月23日は沖縄の「慰霊の日」です。

毎年6月23日は、その時々にあったやりかたで
子ども達と平和について話し合ってきました。

今年は「もし自分が70年前に小中学生だったら」と
想像してもらいました。

小学生だったら・・・
疎開するために疎開船・対馬丸に乗って、襲撃に合い死んでいたかもしれない。
お父さんとお母さんとはぐれて、ひとりぼっちになっていたかもしれない。

中学生だったら・・・
学徒隊に招集され、命を落としていたかもしれない。

娘達それぞれが、自分と同じ年頃の子ども達が歩んだであろう
当時の状況を、運命を、想像してくれました。

「想像する　－　相手の身になって考える」ことを大切にして欲しい。

そして、こうして受け継がれている「平和への心」を
いつか自分達が次世代へ受け継いで行って欲しい。

それが母の願いです。

これからも毎年、母娘の「平和について」の話し合いは続きます。

2015年6月23日　沖縄戦から70年目の空

コメント 7

軍や自衛隊は
人を殺すものでなくて
まもってくれるものであって欲しい。な。
by ふゆん (2015-06-24 05:24) 

意思に反して亡くなってしまった方々に
想いを寄せたいと思う日です
６月の沖縄　８月の長崎　広島
毎年毎年　気持を新たにします

by 獏 (2015-06-24 07:06) 

母の願いは、世界共通のはず
世界中から戦争が無くなる日が一日でも早く訪れることを願います。
by mitu (2015-06-24 08:59) 

Rinkoさん　おはようございます。
大切なことを伝えておられるのですね。「もし自分が70年前に小中学生だったら」と想像することは、ほんとすばらしいアイデアです。
by SORI (2015-06-24 09:51) 

最近は人の立場になって考える人が
少なくなっていると思うのです。
ちょっと見方を変えればそんな事を
言ったり、したり、出来ないと思うのです。

「もし自分が70年前に小中学生だったら」

これを考えておくことは本当に大切だなあ、と
思いました。
by あとりえＳＡＫＡＮＡ (2015-06-24 12:10) 

丁度終戦の７ヶ月前に生まれたんですが凄い焼夷弾が降りしきる中防空壕で生まれたそうです、悲惨な戦争は早く無く成ってほしいですね、又戦争を起こそうとする憲法違反を許しては成りませんね。
by 馬爺 (2015-06-25 19:53) 

ご訪問くださった皆さま・コメントをくださった皆さま
ありがとうございます。

>ふゆんさん、
本来「守る」ためのものであるべきだよねー。
人が殺しあう事ほど愚かな事はないと思っています。

>獏さん、
広島出身の獏さんにとっても思い入れのある日の一つだと思います。
ありがとうございます。

>mituさん、
本当ですね。「お母さん」の願いは世界共通。
それを考えると胸がギュっとします。

>SORIさん、
どうしたら子ども達に想像してもらえるか・・・と考えてそう言う方向で今年は話し合ってみました。
その方が子ども達は具体的に想像できたようです。

>あとりえSAKANAさん、
そうですね～。「相手の立場に立って考える」事が少なくなっているように思えます。それを忘れちゃうから争いや諍いがおきてしまう気がします。
大人でも忘れがちですよね・・・。

>馬爺さん、
そうだったんですね。
きっと馬爺さんのお母様は必死で赤ちゃんを守ったのでしょうね。想像して、涙が出そうです。
これからの子ども達のためにも、平和が続いて欲しいものです。
by Rinko (2015-07-01 13:21)