Trick or Treat ハロウィン [3姉妹]
車中のひと時 [3姉妹+私]
毎日、子供たちを学童や保育園へお迎えに行くのは私。
私の仕事はスタートが早く(7時半)、その分終わる時間も早い(16時半)。
なので、必然的にお迎えは私。
朝や夕方家に戻ってからは
目も頭もクルクル回ってしまいそうなくらい家事に追い回されるので、
このお迎えの車中のひと時が子供たちとゆっくり語らえる時。
と言っても、10~20分と言うわずかな時間なので本当は十分じゃないのかもしれないけどね・・・。
いつも学童から先に寄るので、去年まではももちん・ゆうゆの二人に
「今日の給食って何だった~?(これが母の一番の関心事。笑)」から始まって、
一日の出来事に耳を傾けることができた。
話の内容に時に大笑いしたり、
ちょっとウルウルしてしまったり、
お友達との間に問題が合った時には一緒になって悩んで考えたり、
子供たちの言葉や態度に母、激怒してプンスカしたり。。。苦笑
これまでのこの車中での話しを振り返ると、
いろんな思い出が頭をよぎる。
ほんとはね、このお迎えの時間がなければ、
今に比べて1時間は早く家に戻れるし、
ず~~っと楽だろうな~と想像したりするだよね。
でも、この時間は私たち親子にとって、とても貴重なのかも。
ふとそう感じる事がある。
今年小5になったももちんは学童卒業となってしまったので、
彼女との「お迎え時の語らい」は終わったけれど、
これまで何年もの間,
短い時間であったにしてもそう言うひと時を毎日一緒に過ごせた事は
私にとって宝物に等しい。
今はゆうゆやきーちゃんとその時間を過ごしている。
小学生になって更に個性もはっきりしてきたゆうゆは
ももちんとは全く違うタイプなので、
話の方向も違っていておもしろい。
それだけに、母もまた違う面で成長を遂げているはず。。。(希望)
車中なので面と向かって話しする状況じゃないのがまた良いのかも。
別々の離れた場所に、しかも仕事帰りのラッシュ時に、
子供たちをお迎えに行くのは時間も体力も使うけど・・・
でも、それに代えがたい日々の素敵なひと時を
一人ひとりからもらっているんだと思うようにしよう。
夢の中 [長女]
私は大学で物理を専攻していた。
そう聞くと、きっと小学校の頃から算数や理科が大好きで・・・って思うでしょ?
ふふふ。
そんな私の小学生の頃の話。
実は私、小学生の頃は算数が苦手だった。
と言うより、小学時代全般を通して「夢の中」にいたかのような、
ボ~~っとした状態の6年間だったような・・・。
そんな感覚しかない。皆もそうなのかな~?
宿題以外の勉強はしたことないし、先生の話もちゃんと聞いてたのか・いないのか。
ただ、その頃から本を読むのは好きだった。
そこだけは結構鮮明。
そんな私が、中学校に入って算数が数学に変わった頃から何故か、
俄然「数学」が好きになっていったんだよね。
おもしろくてしょうがなかった。
なんだろうね?
その頃からは「夢から覚めた」ような、
「頭の中の霧が晴れた」ような感覚がある。
不思議。
・・・で、そんな過去の感覚を持つ母から見た我が家のポヨヨン~とした長女。
なんか似てるんだよ。その感じが。笑
算数、思いっきり苦手そうだし。
何事に関してもあまり積極的な方ではなく、成績も「可もなく不可もなく」と言った感じ。
授業参観で垣間見る彼女の様子もたぶんに私のその頃と似ている。
授業中、手もなかなか上げないし。
「お先にどうぞ~。私は後にするわ~。」的な雰囲気アリアリ。
小学生の頃の私と似てるから、
気持ちが分かる気がして、
それ以上は求められない母。笑
彼女は今「夢の中」のような気がするんだよなーーー。
私が「夢の中」から覚めたのは、何がきっかけだったのか。
思い出そうと思っても、その肝心なところが思い出せない。
ももちんは何か一つの事に自信を持てれば、
もしかしたら「夢の中」から少しだけ目覚めるきっかけになるのかもしれない。
それを親がどうサポートしていけるか・・・。ただ今考え中。
昨夜も「明日、分数の計算のテストがあるんだよな~」って
思い出したように言って計算ドリルを広げるので、「どれ、どれ、」って傍で見ていると、
大切な「通分」さえあやふやな様子。苦笑
「私が小5の時、この計算できたかな~。怪しいな。へへへ。」
と心の声は横に置いて、ちょっとした「通分」の技を教えてあげた。
そしたら「あっ、簡単じゃん!」って・・・。
と言いつつ、計算ミスしたりするところがももちんらしいんだけどね。
今日の分数のテストで少しでも自信がつくといいな~と小さな願いを胸に抱きつつ・・・。
ももちんが「夢の中」から覚めたとして、
その目覚めた先になにがあって、
彼女がどんな道を選択していくのか、それは誰にも分かんないことだけど。
でも、密かに母は「夢から覚めた」ポヨヨン~ももちんを楽しみにしている。