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夢の中 [長女]

私は大学で物理を専攻していた。
そう聞くと、きっと小学校の頃から算数や理科が大好きで・・・って思うでしょ?

ふふふ。

そんな私の小学生の頃の話。

実は私、小学生の頃は算数が苦手だった。
と言うより、小学時代全般を通して「夢の中」にいたかのような、
ボ~~っとした状態の6年間だったような・・・。
そんな感覚しかない。皆もそうなのかな~?

宿題以外の勉強はしたことないし、先生の話もちゃんと聞いてたのか・いないのか。

ただ、その頃から本を読むのは好きだった。
そこだけは結構鮮明。

そんな私が、中学校に入って算数が数学に変わった頃から何故か、
俄然「数学」が好きになっていったんだよね。
おもしろくてしょうがなかった。
なんだろうね?
その頃からは「夢から覚めた」ような、
「頭の中の霧が晴れた」ような感覚がある。
不思議。

・・・で、そんな過去の感覚を持つ母から見た我が家のポヨヨン~とした長女。

なんか似てるんだよ。その感じが。笑
算数、思いっきり苦手そうだし。
何事に関してもあまり積極的な方ではなく、成績も「可もなく不可もなく」と言った感じ。
授業参観で垣間見る彼女の様子もたぶんに私のその頃と似ている。
授業中、手もなかなか上げないし。
「お先にどうぞ~。私は後にするわ~。」的な雰囲気アリアリ。
小学生の頃の私と似てるから、
気持ちが分かる気がして、
それ以上は求められない母。笑

彼女は今「夢の中」のような気がするんだよなーーー。

私が「夢の中」から覚めたのは、何がきっかけだったのか。
思い出そうと思っても、その肝心なところが思い出せない。

ももちんは何か一つの事に自信を持てれば、
もしかしたら「夢の中」から少しだけ目覚めるきっかけになるのかもしれない。

それを親がどうサポートしていけるか・・・。ただ今考え中。

昨夜も「明日、分数の計算のテストがあるんだよな~」って
思い出したように言って計算ドリルを広げるので、「どれ、どれ、」って傍で見ていると、
大切な「通分」さえあやふやな様子。苦笑
「私が小5の時、この計算できたかな~。怪しいな。へへへ。」
と心の声は横に置いて、ちょっとした「通分」の技を教えてあげた。
そしたら「あっ、簡単じゃん!」って・・・。
と言いつつ、計算ミスしたりするところがももちんらしいんだけどね。

今日の分数のテストで少しでも自信がつくといいな~と小さな願いを胸に抱きつつ・・・。

ももちんが「夢の中」から覚めたとして、
その目覚めた先になにがあって、
彼女がどんな道を選択していくのか、それは誰にも分かんないことだけど。

でも、密かに母は「夢から覚めた」ポヨヨン~ももちんを楽しみにしている。
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