読書記録 [これが私の生きる道]
私が本を選ぶ基準は簡単。
「その時の心境。」
だから、本を選んだ時何を求めていたのか、何を考えていたのか(もしくは何も考えていなかったのか)後になってもよく分かる。
ここ数年は小説が多い。
短編でもインパクトの強いものはいつまでも心に残るけれど、やっぱり長編は存在感大。
去年の夏ハマったのが『赤毛のアン』シリーズ。
知ってた?赤毛のアン・シリーズって10巻まであるんだよ。
小学生の頃から大好きだった『赤毛のアン』。
でも、せいぜい読んでアンが先生なる2,3巻までだった。
あれから・・・・何年?!この歳になって読破したくなった私。笑
読んだよっ。10巻!
でもね、最後はなんだか切なかったなー。
夢物語の世界だった『赤毛のアン』が、世界情勢に翻弄される世界へ・・・。
賛否両論かと思うけれど、1巻の世界でとどまるも良し。その後の世界をのぞいてみるも良し。
私は「人間・アン」を感じられた分、10巻まで読んで良かったな。
アンの娘リラ―赤毛のアン・シリーズ〈10〉 (新潮文庫 モ-4-50)
- 作者: モンゴメリ
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/04
- メディア: 文庫
去年末に読んだ『中原の虹・全4巻』(浅田次郎)
これは『蒼穹の昴』の続編的存在。
約10年前に『蒼穹の昴』・『珍妃の井戸』を読んで、浅田ワールドにハマった私。
この『中原の虹』は『蒼穹の昴』の裏舞台を見るようで、ワクワクして読み進められた。
あっ、そう言えば今現在読んでいるのも浅田次郎だっ。
夏 プリズンホテル(1) (プリズンホテル) (集英社文庫)
- 作者: 浅田 次郎
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2001/06/20
- メディア: 文庫
これ、全4巻なんだけど、四季順かと思い「春(第4巻)」から買っちゃった私。笑
今の私は「任侠」の男気溢れる世界が取り巻いている。笑
もう1冊、現在読んでいる本。
保育園の先生からお借りして読んでいるんだけど、すごく良い。
手元にある絵本・読んだことのある絵本もあれば、「これ、絶対欲しい!読んでみたい!!」と思わずメモしたくなる絵本も。
今の時代、大人にこそ必要な「心のビタミン」を絵本は与えてくれるのかもしれないね。
昔ね(20代)、好きだった本。
『Asian Japanese』(全3巻)
『深夜特急』(全6巻)
20代の私って放浪願望丸出しだったのね。笑
そんな波の果てにいる今の私。 少しは落ちついたかしら?
でもね、『Asian Japanese』の第3巻は沖縄へたどり着いちゃう。笑
ここかい?!
今の悩みはどんどん増え続ける本達・・・。
私の本+夫の本+(子供の本×3)。あっ、なんだか方程式みたいになっちゃった。笑
みんなどうしてるんだろう?リサイクル?
なんか、本は手放せないんだよなー。
と、ささやかに悩みつつ・・・今宵もお風呂で読書タイムを楽しむ私。^^
またかい?! [次女・三女]
去年夏ごろから、3人ともほとんど病気らしい病気もせず元気に頑張ってくれていた。
それこそ親孝行だよな~~。
・・・・と思って喜んでいたのもつかの間。
ここ2週間、次から次へと病気ラッシュ(?)
きーちゃんが腸炎らしきものに罹ったのが2週間前。たった1度嘔吐しただけで、その後ケロっとして回復!!
「すげっ!!」って感心していたのに、その数日後なぜかジンマシンが体中に・・・。
幼児のジンマシンは風邪に伴う事が多いらしい。免疫力が落ちているところに、何かが引き金になってジンマシン。それでもお薬でこれまたすぐに回復。
それで終わりかと思ってたら・・・。
はい。お次はゆうゆ。--;
火曜日になんと「おたふく風邪」の診断・・・・・・・・・・・・・・・・・。
オイオイ、ゆうゆ。確か4歳の時「おたふく」罹ったんじゃなかった???で、1週間も休んじゃって、石垣のおばあちゃんに来てもらったんじゃなかった???
ゆうゆは、「反復性耳下腺炎」と言っていわゆる「なんちゃっておたふく」を何度も繰り返している。
これね、おたふくみたいに耳の下が腫れるんだけど熱も出なければ人にうつることもない。
それに加え、ゆうゆの周りでこれまで何度も「おたふく患者」が出て流行りまくってきたのに、全然うつらなかったから、「やっぱり4歳の時のがおたふくで、これは反復性耳下腺炎だよねー」って言ってたのに。
今回は耳鼻科に連れて行って診てもらった結果。耳鼻科の先生が自信を持って
「この喉の具合といい、腫れ具合といい、今回が本物のおたふくです!!!」
と診断なさったらしい。(夫談)
そう診断されたら、幼稚園を休むしかないよね。しかも1週間程・・・。
どうしよう。どうしよう。。。。
夫も今仕事が忙しい時期。
私も期日の迫った仕事があって、毎日あっぷあっぷ状態。。。。
おたふくと診断された時点(午後4時半)で石垣のおばあちゃんに緊急出動願いの電話。
ダメもとで「最終便で来れない??」とお願いしてみた。
ホント、ありがたいよね。
午後4時半に電話でお願いして、午後9時半には家に到着!!!
「はぁぁぁぁ~~~~~助かったよぉ~~~」と思わず手を合わせた。
めでたし。と、皆安堵のうちに就寝したはずが・・・・
夜中3時。
「おかあさ~~ん。頭イタイよぉぉぉ~~~」
と私を起こしたのが、きーちゃん・・・・。
げっ!!熱い!!!熱出てるよぉーーー。
おばあちゃんがフットワーク軽く、緊急出動してくれたお陰で真夜中であろうと安心して
「大丈夫!明日様子を見て病院に行こうね。」って考えられた。
そうじゃなかったら、絶対きーちゃんと一緒に泣いてただろうなーーーー。
ここが働く母の試練だ。。。。
きーちゃんは懸念していたインフルエンザではなく、なんと「プール熱」との診断。
でも、あまり症状も悪化せず軽く済んだ。
やれやれ。
2人とも今日時点で元気いっぱい!!!ご飯も沢山食べて、ケンカもするくらい復活している。
こうして毎回遠く離れた実家の母に協力をお願いしながらどうにか切り抜ける我が家の危機。
遠くであっても、駆けつけてくれることにどれだけ感謝しているだろう。
少子化問題が取りざたされる昨今。女性が子供を持っても、それぞれの能力を思う存分社会で発揮できる環境作りが最優先なんじゃないのかな。
子供が病気で看病のため休む時も肩身の狭い思いをしない社会。
いろんなジレンマの中で仕事を続けている私。
「親業」って『修行』だよな・・・ってつくづく感じる2週間だった。
「ピース」なんてしちゃって!すっかり元気なんだけど、外出禁止中の2人です。