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15年目のお年玉 [家族]

今年のクリスマスに届いた「りん子へ お年玉」と書かれた実家の母からの贈り物。


びっくりして手紙を読んでみると


15年前に私が現職についた時、初めていただいたお給料から


気持ちの分を両親へ送ったものが


そのままの形で15年を経て私へのお年玉として


母が送ってくれたものだった。


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私が現職についたのは、長女が2歳になる直前だった。


自分の持っているスキルを活かした仕事をしたい!と願い


チャンスを得てから15年・・・。


その間、二女と三女が生まれ


それこそ娘たちが小さい頃は無我夢中で日々を送っていたっけ。


子どもが病気をしても


どんなに仕事が忙しくても


すぐに手助けしてもらえる親兄弟が近くにはなく


お天気の時も、雨風強い時も、


朝の支度から始まって、保育園への送り迎えをし


夕方はおんぶしながら家事をし、育児をしながら


まさに夫婦二人三脚で乗り切って来た15年。




封筒の表裏に母の字で綴られた手紙には


「大切な初給料から こんなにも沢山・・・


勿体なくて有難くて とても とても使う気になれず


お母ちゃんはあれから ずーっと今日まで手付かずに置いて有りました。


大切な 大切な 贈り物でした。 そして泣きました。」


「15年前のあの日を懐かしく思い出し、苦労した自分をほめて上げてください!


自分へのご褒美だと思ってお使い下さい・」


とあり、母の温かい愛を想い


そして15年間を振り返り、私も泣けてきた。




夫婦で息を合わせ二人三脚の日々だったけど


でも、二人だけではとてもこの15年は乗り越えられなかったはず。


ここぞという時は


どんな大変な状況でも


必ず石垣から飛んで駆けつけてきてくれた母。


そして、いつもそれを快く送り出してくれた父。


いろんな場面が思い出され


言葉では言い尽くせないくらいの想いで胸がいっぱいになった。


本当に感謝しています。



あぁ、15年経つんだね。


しみじみと感じる2017年の年の瀬。



皆がこうして元気に日々を送れること


笑顔でいられることに


ただただ感謝☆



ひと区切りでもある15年。


この先もまた元気に、でも気張らず


家族でにこやかに16年目を歩いていこう~!^^



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今年もありがとうございました^^


みなさま、よいお年をお迎えくださいね~!!





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