母の日に想う「母の教え」 [家族]
「お母さん」と呼ばれるようになって16年目。
「母の日」にふと頭に浮かんだことがあった。
「私は子ども達に何を与えてあげられているだろう。」
ここで言う「与える」とは、
お世話してあげたり
何かを買ってあげたりの
「物質的」な意味でなく「精神的」なもの。
私は10代の頃から実家の母に
「どんな状況にあっても、そこに楽しさを見つけなさい」
と言われ続けてきた。
そして、その言葉を実践している母を見てきた。
「いつもニコニコ笑顔」でいられることは
素晴らしいと思うし、そうありたいと願うけど
それだけではない現実が裏にはあって
時には苦しみや悲しみ、寂しさが笑顔の後ろにある事を
少しずつ分かり始めた10代の私に
この言葉を実践する母は偉大だった。
それこそ家族の介護をして大変な時も
嫌だろうと思われる頼みごとをされた時も
日常の小さな事にも
母は常にそこに何かしらの「楽しみ」を見つけている。
私は娘たちにそれを伝えられているかな。
どんな時も「そこに楽しさを見つけて」いる姿を
娘たちに見せているかな。
いやー。怪しいなー。^^;
でも、このブログを始めたのは母のその教えの影響だったかもしれない。
3人の娘たちがまだ小さくて
周りに日常的にヘルプしてくれる家族がいない状況の中
仕事をしながら夫と二人三脚で家事・育児をし、
くたくたになって泣きたくなる日も沢山あった。
本当に大変だったけど、これは永遠に続かない!と自分に言い聞かせ
「そうだ!この中に楽しみを見つけよう」と
日々の小さな「楽しい事」を見つけて
ブログに記していったのが始まりだった。
でも、教え伝えていくには実家の母がそうであるように
私が日常的に実践している姿を娘たちに見せていかないといけないはずなのに
今でも
「あれもこれもやらなきゃいけないー!なんで私だけやるの?」だの
「仕事して疲れて帰って夕飯作って、翌日のお弁当の準備して、他の家事して・・・うんざり」
だの言ってるし。 苦笑
まだまだ、まだまだだなー。
母の様に淡々と当たり前のように実践している姿を見せられる日は
程遠いけど・・・
大切な人生を能動的に切り開き
自分の幸せは自分で手にしていく力を娘たちにつけてもらう第一歩として
私もまた心して娘たちと一緒に母の教えを実践してみよう。^^